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Dizzy肝機能とめまい

肝機能とめまいの関係性

普段生活をしていて「めまい」を起こすことはありませんか?もしかしたら「肝機能の低下」が原因となって、めまいを引き起こしている可能性があります。ここでは、肝機能とめまいの関係性や肝臓のケア方法についてご紹介。めまいが頻繁に起きる人は要チェックです。

肝機能の説明

代謝機能

食事で摂り込んだ糖やたんぱく質などの栄養素を体内で使える形にして貯蔵。必要なときにエネルギーの基として供給する機能です。

解毒機能

アンモニアやアルコール、老廃物などの有害物質を分解。身体に影響を及ばさないように無毒化する働きをします。

胆汁の生成や分泌

老廃物を流す働きがある「胆汁」を生成・分泌。これは脂肪の消化吸収をサポートする消化液でもあります。

Relation

肝機能とめまいの関係

Check!

 

肝機能とめまいの関係性についてご紹介しています。

直接の原因は脳の酸素不足

めまいの直接的な原因として考えられるのが「脳の酸素不足」。一見、脳の酸素不足とめまいに、肝機能は無関係と思われる人は多いかと思います。しかし、肝機能が低下してしまうと、全身へ血液を上手く配分することができなくなります。その結果、脳が虚血状態となり、めまいを引き起こしてしまうのです。

血液の供給異常と肝臓の関係

めまいの症状が出て医療機関を受診する際、脳や耳などの検査を受けることがあります。検査をしても異常が見られない場合、肝機能が低下している恐れが…。肝臓は「代謝」「解毒」「胆汁の合成」など、さまざまな役割をこなします。そのうち代謝を行う上で、栄養素や酸素などを供給するために血液を大量に必要とします。肝臓への血流が不十分になってしまうと、他の器官へ影響する可能性も。そのため、血液の供給異常による症状と肝臓の状態には関係があると考えられているのです。

肝臓の疲れが及ぼす影響

肝機能低下によって引き起こされるめまいは、肝臓の「疲れ」でも生じます。肝臓の疲れは主に、肉体的疲労・暴飲暴食・ストレスなどが原因。これらは肝臓を酷使して肝臓が回復する機会を奪ってしまい、肝機能の低下へとつながります。その結果、自律神経や血液に影響をおよぼし、めまいの症状として現れるのです。日常的に暴飲暴食を繰り返したり、過度のストレスを受け続けたりすると、肝臓の疲れが慢性化する恐れも。働き続けた肝臓はダメージを受けてしまい、脂肪が蓄積する「脂肪肝」にまで発展する可能性もあります。
 
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めまいの改善方法

 

めまいと肝機能には深い関わりがあります。肝機能をアップさせることで、めまいも改善されていくでしょう。

生活習慣の改善

肝機能の低下が原因でめまいを起こしている場合、症状を和らげるには生活習慣の改善が必要です。代謝、解毒など多くの重要な役割をこなしている肝臓は、負担をかけすぎることで機能が低下し、めまいをはじめとするさまざまなトラブルを引き起こしてしまいます。しかし、肝臓はもともと再生力の高い臓器です。肝臓に負担を強いる生活を改めることで、肝機能も自然に回復していくでしょう。まずは食べ過ぎ、飲み過ぎをしないこと。睡眠不足にも注意し、規則正しい生活を心がけてください。

ツボ

めまいを改善するには、ツボを刺激するという方法もあります。「大敦」「肝兪」は肝機能のアップに、「百会」は体のさまざまな不調に効果的なツボといわれています。

・大敦
足の親指の爪の生え際、外側から2mmくらいの位置にあるツボです。気持ちいいと感じる程度の強さで押し、ゆるめるのを数分繰り返しましょう。お酒を飲む前に押しておくのがおすすめです。

・肝兪
背中の真ん中、背骨から左右3~4cm程度外側にあるツボです。自分では押しにくいので、家族や友人などにほぐしてもらうと良いでしょう。肝臓の解毒機能を高めるとされています。

・百会
百会の位置は頭頂部、両耳の最後部を結んだ線と中心線が交わるところです。気の流れが集まる地点のため、全身の血管と内臓に働きかけてくれます。血行促進のほか自律神経を整える効果も期待できるでしょう。
 
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めまいの治療方法

 

生活習慣を改善してもめまいが良くならない場合、何かほかの疾患が原因でめまいが起こっている可能性もあります。改善しない場合は、専門機関で診てもらうことも必要です。どのような治療が行われるのか、主な治療方法を紹介します。

整体

めまいが自律神経の乱れから引き起こされている場合、日常のストレスが原因で、内服薬などではなかなか改善されないことも多いです。その場合は、整体を試してみましょう。整体で肩や首などのコリをほぐして血行を促進させ、姿勢を正すことで自律神経のバランスが取れることがあるのです。体が楽になり、血行が良くなることで副交感神経が優位に立てば、精神的にも落ち着きやすくなります。

服薬

めまいは薬を使って治療することもあります。

・抗めまい薬
脳や内耳の血流を増やす効果がある薬です。血流やリンパの流れを良くするので、内耳のむくみを改善し、めまいも軽減します。

・抗不安薬
めまいを起こしていると不安になり、それがめまいを増長させることがあります。それを改善するのが抗不安薬です。

そのほか、症状や状況にあわせて、めまいによる難聴を改善するステロイド薬、吐き気をおさえる吐き気止めなどが処方されることもあります。
 
Prevention Improvement

肝臓のケアは大切!

肝臓は悪くなっても滅多に症状が現れないため、「沈黙の臓器」と呼ばれています。異常があっても気付かないまま生活を送ってしまい、気付いたときには症状が悪化していることが多いので、注意が必要です。

症状を悪化させないためには、症状が軽いうちにしっかりと肝臓のケアをしましょう。食生活や生活習慣などを改善し、肝臓の働きをサポートするのがとても大切。ケアをしてもめまいを繰り返すのであれば、サプリの利用や医療機関へ相談するのがおすすめです。