肝機能の改善に効果があるスルフォラファン
スルフォラファンは野菜に含まれる天然の化学成分の一種で、肝機能の働きをサポートしてくれる優秀な成分です。ここではスルフォラファンが摂取できる食品から効果効能までをまとめています。
他にもスルフォラファンを摂取する上で注意しておきたい点なども掲載しているので一緒に見ていきましょう。
スルフォラファンとはブロッコリーやキャベツなどの野菜に含まれる天然の化学成分の一種です。
熱に強い成分なので、炒め料理でも有効成分が少なくなることはありませんが、水溶性成分のため水分には溶けやすい特徴を持っています。もし茹でるなどの料理法をとるのなら、茹で汁ごと飲むと効果が半減せずに摂取できますよ。

ブロッコリースプラウト
スルフォラファンが最も多く含まれている食材です。ブロッコリースプラウトは発芽してから3日目のものだとより多くのスルフォラファンが含まれているので、選ぶ際の目安にしてください。
ブロッコリー
わずかではありますがブロッコリーには50mgのスルフォラファンが含まれています。ブロッコリースプラウトと比べると馴染みのある食べ物なので、調理もしやすいため簡単に摂取できる食材です。
キャベツ
キャベツもブロッコリーと同様、サラダやみそ汁などでスルフォラファンを摂取しやすい食材です。熱に強い性質なので加熱調理も◎。100g当たり50mg~60mgの含有量となっています。
肝機能をサポートしてくれる優秀な成分
スルフォラファンの効果で特に注目したいのは「解毒効果」です。肝臓で分解されて作られた発がん性の物質を解毒して体外へ排出し「肝臓がん」を防ぐほか、鉄・水銀と言った肝臓にたまりやすい有害重金属を排出する手伝いをしてくれるため「肝炎」「肝硬変」といった病気の原因を避ける働きをしてくれます。

またスルフォラファンには肝機能の「抗酸化作用」を高める効果があります。肝臓にたまったアンモニアやアルコールを分解したり、体に必要な糖質・たんぱく質を貯蓄したりといった、体を守る機能を高める優秀な成分だと言えるのです。アルコールを分解するということは二日酔い予防にも期待ができます。
解毒効果と抗酸化作用のほか、新陳代謝を高める効果も注目すべきポイント。肌のターンオーバーを活性化させる原木により、美肌の効果もあるのです。
1日のスルフォラファン摂取目安量は、約30mg(ブロッコリー1株)だと言われています。スルフォラファンの1日摂取量の限度を越えてしまうことで起きる副作用は現段階では発表されていません。
ですが場合によっては服用している薬の効果を妨げてしまうことがあるため、過剰な摂取は気を付けましょう。逆に不足してしまうと肝臓がアルコールなどを分解できなくなってしまい「肝炎」「肝硬変」といった肝機能の病気になってしまう可能性はありますが、一般的な食事をしていれば特に問題はありません。
健康を左右するエネルギーを作り出している肝臓は大切な臓器。栄養バランスのとれた食事で働きをサポートしてあげましょう。
・ラットにおけるシスプラチン誘発肝臓およびミトコンドリア酸化体損傷に対するスルフォラファン前処理の保護効果
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/21575670
・スルフォラファンの抗酸化機能:フェーズII解毒酵素の強力な誘導物質
1日摂取量の調整が難しい
スルフォラファンの1日の摂取目安は約30mg(ブロッコリー1株、ブロッコリースプラウト1.5パック)となっています。これらを毎日の献立に取り入れることは難しいため、スルフォラファンを含む食材と合わせてサプリメントを飲むといいでしょう。摂りすぎてしまうと血圧を下げる降圧剤といった薬の効果を下げてしまう場合があるので、サプリの用法・用量は守って摂取するようにしてください。
電子レンジ調理はNG
熱に強いスルフォラファンは、イリノイ大学では「電子レンジのマイクロ波で温めるとスルフォラファンが減ってしまう」という研究報告が上がっています。
今後ブロッコリーやキャベツを調理する際は電子レンジで温めて調理することは止めておきましょう。
よく噛んで食べる
野菜でスルフォラファンを摂取しようと思った場合、火を通さず生で食べる・継続して摂取する・よく噛んで食べることで効果が期待できるとされています。
1日おきでも大きな変化はありませんが、毎日摂取することで肝機能の改善に効果があるので、自分が継続してスルフォラファンを摂れる方法を探してみましょう。